戦後間もない昭和22年10月1日、松澤銅器製作所としてスタートしました。当時は1枚の銅板からヤカンや鍋を作っていました。
その後、紆余曲折あり、松澤銅器製作所から昭和35年10月1日に有限会社東京板金工業へ、昭和38年9月4日、東京板金工業株式会社になりました。その頃には学校給食の厨房機器の製造に携わるようになっていました。社長でもある父清勝は、当時の給食に出ていた脱脂粉乳用のミルク釜を開発。脱脂粉乳をご存知の方もいらっしゃると思いますが、美味しいとは言えないものでした。でも、私は父の作ったミルク釜で温めた脱脂粉乳が大好きで、小学生の頃はいつも『僕が代わりに飲んであげるよ』と、たくさんの脱脂粉乳を飲んでいました。
私たち兄弟は、同じ建物内に会社と自宅があったため、いつも父の背中を、そして父の弟子たちの背中を見て育ってきました。そんな私たちは、自然な形で父と一緒に仕事をするようになりました。私が父の仕事を手伝うようになった頃には、町田に工場もでき、フライヤーや焼物器、連式のかまど、消毒槽も作るようになっていました。事務所の上にある三畳間に弟と従弟と三人で寝泊まりし、押し入れに足を入れて寝ていたのがとても懐かしいです。
現在は運搬車やシンクなども製作しており、全国に商品を納めさせていただいています。
東京板金工業株式会社代表取締役 松澤 潔
商号 | 東京板金工業株式会社 |
本社所在地 | 〒194-0012 東京都町田市金森4-19-1 |
TEL:042-796-4456 | |
FAX:042-796-7160 | |
設立 | 昭和22年10月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
役員 | 代表取締役社長 松澤 潔 |
専務取締役 松澤 克明 | |
従業員 | 14名(平成31年4月末現在) |
事業内容 | 学校、病院、事業所等における業務用厨房機器の製造・販売 ステンレス加工、建築金物、精密板金加工一式 |
機械設備 | レーザー・タレパン複合機、シャーリング、ベンダー等 |
主取引銀行 | 三菱UFJ銀行、きらぼし銀行、城南信用金庫 |